tokyo
おはようございます いらっしゃいませ ありがとうございました の
れんしゅうをして、お店が開くと。
わたしの日常がここでまた、はじまったんだなと、おもう。
たどりつくまで、
ぎゅうぎゅうの電車に乗ることも、
階段を駆け上がることもしなくていい。
行きたい方向が、さえぎられることもない。
弘前には、こんなにもすばらしい静かな朝が、あるんだ、けど。
このまえ。15日のこと。
東京の街の、夜と朝が、交差するじかん。
わたしは電車に乗っていた。
青白い銀河のおわりと、きんいろの光に照らされた雲のはじまりが、
高いビルの間からこぼれてくる。
新宿の駅には、
黒 グレー ネクタイ シャツ コート マフラー(長め)の
ひたすらいそいそとしているひとびと。
たくさん!!!
脇目もふらず、わたしと反対の方向へ歩いていく。
なんだか、外国に来ているみたいで、
あしもとが浮ついた。
ひじょうにこれは。
異国情緒あふるる光景。
ぎらぎらとみな、なにかをみなぎらせて、黙々とすれちがってはどこかに消えてゆく。
つよく生きる力のかたまり を、背負っているみたいで、勇ましくて、
やっぱり、わたしとちがう。
こんな都会に生きるひとには、とうてい、なれない。
けども。
その日の夜。
あんなにいい声を聴いちゃったら。
わたしにも、ひょっとしてそんな力が、あるんかな?
ちょっとためしてみたい。
って、おもってしまった。
夢のつづきが、見たい。っておもってしまった。
ハナレグミ 原田郁子 おおはた雄一 のスペシャルなライブ。
わたしを、いつもどこかに連れてってくれるひとびと。
うたごえだけで、世界がふるえる。
どこまでもころがり続けて、のたうちまわっても、
だいじょうぶだよ、きみは自由だ。
と、いわれているような気がする。
うああ。なんなんだろね。
いま、無性に。
また、あの外国にいってみたい、っておもうのです。
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