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MAKER

東京にやってきて、
ぼーーっとして、
本をよんだり、
音楽をきいたり、
脳みそと、耳と、目に、自由をしみこませながら。
とてもふしぎな感覚を、
さんぽしている。

さみしさ と やさしさ は 紙一重であり。

そのあいだをさまよっている、いま、
なんだかよくわからない時間を、
ひとり、ごろごろと、すごす。

夢のなかで、森を、みた。

MAKER

「凝りかたまったアタマに垂らすのは 自由の水を一滴
 終わりと始まり 繰り返しながら いつかまたどこかで会おう」

奈央ちゃんのうたごえが、
ぽわぽわとこだまする。
わたしはじょうずに深呼吸をして、あるいていた。

ひかりが見えたような。
そんな気分に、なったから だ。

この世界に、たしかなものなんて、あるのだろうか。
かんがえていても、不安ばかりがつのってきて、
なにをしても、からっぽで、
さみしい。

生きていくうえで、ずっと、おんなじではいられない。
そうゆうことを、ひとはみな、知っている。
どうしても。くっついてくるさみしさ。

だけど、そのさみしさの奥底にたゆたっているものが、
どこか、やさしさとかつよさに、ふくらんでいくんじゃないかって。
おもったりもしている。

だからこそ。
はじまりを おそれない。

奈央ちゃんのうたから、ひびいてくるもの。
癒し、とは、ぜんぜんちがう。
終わり、に向き合いながら、
しっかりと、あたらしく足をつけたその先に、
キラキラと、波紋がひろがってゆく。

その静けさを、
起き抜けのあたまで、
わたしはテカテカと、かんじていた。

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AOHARU YOUTH

せんじつ、引っ越しました。
あたらしい住処は 東京 です。

 でっかい とーうきょーーう

弘前をひとり離れて、
いま、アパートのなかにぽつんといながら、
ともだちや、家族のありがたみをぎゅーうっと、痛感しています。

うまくいかないことも、さっそくあるし、
標準語ばっかりのおとのなかで、
声がどんどんちいさくなってゆくし、
山 とか 森 を さがしてしまうし、
はたして、これから?とか考えてしまって、
きもちわるくなりそうなんだけど。

すきなことをやるために、
きみは、ここにきたのだよー

いまは、長い夜に包まれているだけだよー

わすれてはいけないよー

って。
窓のそと、木々にとまる鳥たちのさえずりが、
そんなふうに、
わたしに伝えてくれていたの
かな?

なんにももたず。
からだひとつで。
長旅のみちしるべは、じぶんのなかにある光。

ぴっかぴかの空に輝いて、
すっぽんぽんの鳥たちは、また、どこかへいってしまった。
姿がちいさくなるまで、
わたしは、その光を目で追っていた。

いさぎよくて、まぶしい。

勇気 の かたちを、みたんだよ。
どんなことばよりも、グッとくる。

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